味のある街、青梅を歩く。その弐。

20年ぶりの大雪が降った東京。

私たち夫婦は北海道へスキー旅行へ出発する予定だったわけだが。。。8日早々に欠航が発表され四連休は一気に暇になってしまった。自然の問題なのでなす術はないのではあるので詮無き事ではあるが、すこぶる無念!しかも、スキーは既に北海道に先発させていたので、内地でのスキーに切り替える事もままならず。。。

妻の発案で、前回日没サスペンデッドになった青梅の「七福神巡り」を再開させる事になった。前回は四カ所を巡る事ができたので、今回は残る三カ所を巡る。

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雪残る玉泉寺。
鎌倉時代の開山で、臨済宗の古刹は七福神のうち弁財天を祀る。福徳財宝を司るだけに祈りも必死なものになる私は、まだまだ俗物であるようだ。。。朱印を賜る庫裏の玄関先で日向ぼっこをする飼い猫が可愛い。当寺は北条氏との関係が深く、北条家文書などの文化財を保存している。なるほど、山門には北条家の家紋、三つ鱗が光る。

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延命寺では大工の粋な細工を発見!
本堂に付属する階段の「蹴込み」の板の継ぎ目の「扇」
つい見落としがちだが、これはいい。ふぅむ、機会があれば拝借したいアイデア。モダンなアイデアもいいけれど、いわゆる「大工さん」の遊び心もあなどれないものだ。

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延命寺の斜向いにあるのが最後の目的地、宗建寺。
北方の守り神、毘沙門天を祀るこの寺の魅力は「庫裏」にある。
庫裏とは住職の住まいであるが、広く参拝者を迎える寺院では、朱印を授けたりする場所でもある。当寺で御朱印をお願いしている合間に、許可を頂いてパシャパシャ。

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竿縁天井から下がる和照明と額装。
木と和紙と光の調和は日本人として和まずにはいられない。

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天井から床に視線を落とすとこれだ。
板目の模様が美しい引き戸と磨き抜かれた床材。
アクセントになる屏風。この寺のセンスが光る玄関先だ。
心清らかにお参りをせねばならぬにも関わらず、ついつい建築に心を奪われてしまうのは職業病か。。。

宗建寺の参拝で、二回に渡って巡った「青梅七福神巡り」は無事終了。山里の長閑さ、昭和の街並のノスタルジー、寺社の建築の妙。とても充実した散策。

さてさて、次はどこを散策しようか。。。

Written by Yuichi Seshimo STAGEWORKS.inc


 

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