アイデアはどこにでも。。。

昨夜は半年ぶりに友人とふたりで食事をしました。
STAGEWORKSを設立するにあたっては少なからずヒントを与えてくれたし、刺激を受ける方々との出会いの場をセットしてくれた大切な友人。本当はプライベートな話に華を咲かせるつもりだったのに、お互いの仕事や課題がメインになってしまいましたが収穫も・・・

待ち合わせた国立の居酒屋は我が家からも近い事もあって、もう何年も通っている。実は妻と初めて食事をしたのもこの居酒屋。何年も通っていても気づかなかった吹き抜けの照明のアイデアが面白かった。

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純和風のこの居酒屋は一階はカウンターがメインで二階は座敷で構成されている。その吹き抜けを優しく照らすのがこの照明。絶妙な明るさを醸し出すこの照明の構造が気になって仕方ないのだが、実はとてもシンプルな構造だった。

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シェードのフレームは古道具屋でよく見かけるコレ。糸車。
たびたび京都に出入りしていた当時、御所近くの古道具屋でひとつ300円で購入して、一輪挿しの「台」を探していた実家の母に差し上げた事がある。伝統ある城下町の古道具屋でも時々見かける、そう珍しくない糸車をフレームとして使うアイデアはすごい・・・もっとも、この居酒屋の照明はあまり見かけない大型の糸車を使っている様だが、家庭用としては小型の糸車で充分だと思う。

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フレームの周りには墨書きされた古い和紙を巻いている。
この紙は、昨夏STAGEWORKSのWebサイトの原稿を書き上げる為に籠った松本にある古書店で100円で投げ売りされていたもの。読解すると借金の証文であるのだが・・・笑 
東京あたりなら神保町の古書店街をブラブラすれば手に入るような代物ではないだろうか。経年劣化した和紙の風合いと墨書きのコントラストが糸車にマッチしています。

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糸車と古紙のシェードが出来上がったら、肝心の光源。
これはオーソドックスな裸電球のソケットで充分だろうと思う。使用する電球はシェードに使う紙の「劣化具合」例えば、茶ばみが強ければ昼白色でもいいだろう。もし茶ばみが弱ければオレンジ色が特徴な電球色の電球でよいのではないかな・・・

シェード自体は重量もそうないであろうから落下防止のチェーンは不要だろう。けれど、この居酒屋の様に粋に二連のシェードにするのであれば、チェーンはあった方が無難なような気がする。

と、思わぬところでシンプルだが遊び心満点な照明に出会ったわけですが、恐らくはこの居酒屋を設計した人の奇抜なアイデアではないかと思う。もちろんその人を知る術はないけれど、ありがたくアイデアは拝借することにした。いつか、純和風の住まいを建てるお客さまがいらっしゃったら提案してしまいましょう!その場合、私が自ら作ってみてもいい・・・面白い事になりそうです。

Written by Yuichi Seshimo STAGEWORKS.inc


 

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