長く通えるお店。

世の中はクリスマス一色ですね。
今年最後の散髪に行ってきました。

私がお世話になっているのはSTAGEWORKSの近所の「FLIP」さん。
東京に拠点を移してから二軒目の私の行きつけです。

trimmer

大学に進学する為に上京して、住んでいたアパートにほど近い「床屋」に何気なく入り初めて髪を切ってもらって以来、社会人になっても、引っ越しをしても、ずっと同じオヤジさんに切ってもらっていました。
その床屋は2年前にお店を畳んでしまった。
私がいつものように電話を入れて、車で40分掛けて向かうとお店の中がすっきりとしていたので。

「ずいぶんスッキリしましたね?改装ですか?」
「今日で店じまい。瀬下さんが最後のお客さんだよ。」
「冗談でしょ?」
「ハサミを置くから、本当に最後」

体力的に厳しくなって来たし、子どもも社会人になったので・・・という理由。
思い返せば、僕が通い始めた当時は店先には三輪車が置いてあった。次に自転車、そしてバイク。オヤジさんの子どもの成長は店先で知ることが出来た。髪型の指定なんてしなかったし、私のことは趣味から地元のことまで何でも知っていてくれたし、女将さんは常に私の体調や仕事のことまで気にしてくれていたものです。ほろりと来る最後の客という立場。前向きに次の人生があると笑うオヤジさん夫婦に安心しながらも寂しい気持ちと、19年も切り続けてくれたという感謝を胸に40分掛けて帰宅したことを憶えています。

いざ、自分の髪を気軽に切ってくれる人がいなくなると、こうも困るものかと以降の数ヶ月は転々と近所のお店に通ってみるも、どうも落ち着かない。そんな中しっくりと来たのが今のFLIPさん。19年通った床屋のオヤジさんよりも遥かに若く、私と同い年。いつもゲラゲラ話をしながら切ってくれる。何事に関しても言えることだろうが、自分のおなじみのお店を作ることはとても難しいけれど、見つけてしまえばこんなに居心地のよいものはないものですね。

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ちなみに、妻が通う美容院も長く12年余。
国立駅からほど近い静かな場所にある KILIYAさん。
白を貴重にしたデザインを施した店内はオーナーの荒木さんがこだわったオーディオから心地よいBGMが流れるお店。

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競争激しい国立で13年余お店を守り続けている。
お客さんとして長く通い続けることもさることながら、長い間お店を守ることもまた大変なことだと思う。

妻は安定の13年。私は新たなお店で2年目。
これからも私たちに新たな店探しをさせないで欲しいと切に願います。笑

Written by Yuichi Seshimo STAGEWORKS.inc


 

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