よき仲間。石井秀樹さん。

STAGEWORKS設立の時、僕が最初にお誘いした建築家。

それが石井秀樹さん。

ProfileH25(カラー)

『新しくこういう会社を作りたいと思っています。ついては、いきなりで恐縮ですがお会いして趣旨を説明したいのでお時間を割いて頂けますか?』

 

今だから言えるというわけではありませんが、僕は彼のキャリアすら調べずに「彼のつくった家」だけを見てメールしました。理由は過日のブログに書かせていただきました。

 

「メールに書かれている内容もさることながら、新しい試みの誕生から付き合えるということにはとても興味があります。是非、お会いしましょう。」

 

今は広尾アトリエを構えているが、当時は飯田橋にあり、僕が直前まで勤めていた外資系IT企業から程近い場所にあった。飯田橋の駅から徒歩10分。歩きながら考えていたことは思い出すだけで今でも笑ってしまう。自分のことを棚にあげて

『確か怖そうなビジュアルだったな・・・』

僕個人のプロフィールとSTAGEWORKSが目指すことをプレゼンした後、ひと通り資料に目を通した後にいくつかの質問を投げかけてから『いいでしょう、やりましょう。』とあっさりとパートナーになることを承諾。相応の説得は必要だと思っていた僕にとってはやや拍子抜けしたものですが、気を取り直して理由を聞いてみた。

 

『異業種から足を突っ込むところ』

 

「業界出身者が設立する会社に誘われることはあっても、瀬下さんみたいな異質なキャリアの持ち主が来ることは滅多にない。異業種出身ならば建築の既成概念に捉われることなく、新しい風が吹きそうな気がするんだ。家に関する専門性は僕たち建築家がカバーすればいい。ある意味、閉ざされた世界の建築家とクライアントに近い存在の瀬下さんがカバーしてくれたらいいものが作り出せる。もちろん、僕らに足らないところがあれば遠慮なく説教してほしい。」

怖そうなビジュアルは相変わらずだが、それ以来よき仲間。様々なタイプの建築家がいる中で、彼はクラシックな建築家だろう。もちろん、良い意味で。クライアントの顔色は見てモノは言わない。建築のプロフェッショナルとして言うべきことと現実はしっかりと伝えるタイプ。それでも、クライアントの知識不足をしたり顔で見たりすることは決してない。そこがいい。専門的な知識でもノートに描きながらわかりやすく解説する。そういうところが「怖そうなビジュアルだな」(僕の勝手な予想)だと緊張していたクライアントも自然とリラックスさせるのだ。

 

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 飲みに行けばのっけから日本酒を飲み、お開きまでひたすら日本酒。お酒が入っても、迎合したことは何ひとつ口にしない。家づくりは人生最大の楽しみといっても過言ではないけれど、同時に作り手と真っ向から向き合えることが大事。だからこそ、どこか不器用でクラシックな彼は自信を持ってコーディネイトできる建築家のひとりなのだ。パリッと引き締まった雰囲気の住まいづくりが好みなクライアントは是非ご検討ください。

 

 

Posted by Yuichi Seshimo STAGEWORKS.inc


 

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