そんな仕事でいいのかい?

今回のエントリーは一風変わったエントリー。
いつもより長くなりますが、とてもとても大切な話。

昨日、STAGEWORKSに電話がありました。

その前に・・・

実は、先日打合せ中に電話を頂き、折り返したところ
録音メッセージが流れ
「はい、◯△◯でございます。弊社はマンションを◯で◯している会社です。御用の方は恐れ入りますがフリーダイヤルまで折り返しお電話下さいますようお願い申し上げます」

そもそも、着信履歴の番号に折り返してテープを流すことなんて失礼な話だし、番号の案内もしていないということは、自分で調べて掛けてくれ?そういうことなのか?

Webサイトを調べると
(ありきたりな社名なので苦労しましたが)

どうもマンションの資産運用をしている会社で自社でリノベーションを行っているらしい。

古い資産を個性豊かなリノベーションをして蘇らせ、オーナーと借りる人、更には日本を元気にしたい。。。弊社はどこまでも誠実で、お客様指向に立つ事を全社員が心に誓いどうのこうの・・・と。。。

こうなると自分のキャリアの職業柄、どうしても用件が知りたくなり、フリーダイヤルに電話をしてみることに。

電話に出た女性に折り返しをした経緯を伝えたところ
「あー、たぶん営業部からの電話だと思いますので、また電話が行くかもしれません」

ちなみに自動メッセージの女性の声でした。
ここまで、期待を裏切らぬお粗末さでしたが、そんな会社もあるものだと呆れていた矢先、再び電話が。。。


「STAGEWORKSです。」

営業さん
「はい?もう一度お名前をいいですか?」


「STAGEWORKSの瀬下と申します。」

営業さん
「なるほどですね!私◯◯というマンションの資産運用をお勧めしているのですが、いいですか?」
今、リノベーションとか流行じゃないですか?そこでサラリーマンの方向けの資産運用の一貫として中古物件を購入して頂いて、リノベして賃貸で収益を  あげて頂こうという耳寄りなお話を差し上げたくて・・・あ、リノベーションって言っても弊社の場合、他のオーナーさんと共有できる内装のノウハウを持っているので、それを組み合わせて内装を施工するので投資は限りなく抑えるメリットがありますから、安心して頂けると思います。。。」

(ここまで書いていて不快です・・・私)


「私はSTAGEWORKSの代表をしているのですが・・・」

営業さん
「あ、経営者の方でもOKですから」


「すみません、弊社の事わかりますか?」

営業さん
「失礼しました。今拝見してみますね!」

営業さん
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「と、いうことなのです。お解りですね?」

営業さん
「はい・・テレマーケティングのリストにあったんで。」


「では、もう宜しいですよね?」

営業さん
「はい・・・」

以上が、本日の電話の顛末。

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営業さんに怒ったところでどうにかなるものでもないので、静かに電話は切りましたが、リノベーション活況の昨今のご時世の暗部。それが、よりによって自分にアプローチが来た事がなんとも複雑な心境でした。Webサイトの綺麗な謳い文句となんら合致する事のないこのスタイルはいったい何なのだろうと。

いつの世も、活況の影には闇がつきものであること位は当たり前だし、究極な事を言えば、ビジネスサイドと顧客の間には相反する利害があるものですが、私はそのバランスをクリーンに保とうとする事が「お仕事の真髄」だと信じています。この会社が極端であっても大なり小なりの「看板に偽りあり」が多いのも事実。だから、お客さまにもシビアな視点をお持ち下さるよう常に訴えて続ける。月並みな話ですが、100年続く「お仕事」の原動力は「ブーム」などではなく、「情熱」であったり「当たり前の事を当たり前に提供する」ことだと思うのです。人が生きてゆく以上、住まいは絶対になくならない。だからこそ、ブームなどではなく心静かにお仕事をしたいと願うのです。

本日の電話は、呆れを通り越しているものでしたが、そんな出来事からでも自分たちの「ブレないお仕事」を見つめ直すきっかけになったと思えば、まんざら不快な出来事ではないのかもしれないと思いました。

Written by Yuichi Seshimo STAGEWORKS.inc


 

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