須川の郷。心落ち着く里山を歩く。

今年のGWは地元に帰省しました。

ぼくの地元は群馬県なのですが、北は越後との県境に近いところに須川宿という集落があります。中山道が高崎から分岐して北上し、越後の寺泊まで続く三国街道の宿場町のひとつです。この須川宿を超えると猿ヶ京、吹路、永井を経て越後に入ります。この道は古くは上杉謙信が関東に遠征する際にたびたび往来し、バブル期のスキーブームの際には三国峠を超えた先にある苗場スキー場まで渋滞を作りました。今では、落ち着きを取り戻した古き良き里山をぶらぶらしてきました。

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宿場町の両脇には古い家屋を改装して、和紙や細工物などの雑貨店が軒を連ねている。店舗として使われている建物も、一般の住宅としての建物も、あまねく綺麗に手入れされていることに驚く。

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ぶらぶら歩いたのはGWなのでメインストリートとなる場所は多くの観光客で賑わっているけれど、一歩裏手に足を運べば静かな里山が続く。現在の彼の地の小学校はメインストリートに移転しているが、旧校舎はこちら。所謂昇降口が往時を偲ばせるが、これもまた懐かしい雰囲気をかもし出している。

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鎮守の森は宿場町の裏手に寄り添うようにある。杉の大樹に守られるように佇む社殿。神楽殿もしっかりあるので、この界隈の年中行事では賑わうのだろうな。。。こちらの社殿、社殿の中にさらに一回り小さな社殿があるという変わった構造。過去に延暦寺の根本中堂で同じ構造を見たことがあるけれど、何か因果があるのだろうか・・・。

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鎮守の森を後にすると、本格的な里山の風景が広がる。北方にはまだ雪を残す三国山脈。あの山を超えると越後だ。世の中はGWだが、農家の皆さんは田植えの準備で大忙し。水を張った田には蛙やアメンボウなどの生き物も待ち遠しかった春を楽しんでいる。

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古くから群馬県の北部はりんごが名産。これがりんごの花。

 

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須川は郷のあらゆるものが上手に調和して穏やかな時間の流れがある。春は新緑と生命の躍動感が勢いを増す。秋は広葉樹が色づき始める季節は高い空と澄み切った空気が心地よい。個人的にはリノベーションしてみたい古民家がありすぎて困るけれど・・・。古民家ありきで場所を選ぶのもいいけれど、住んでみたい郷を探してから古民家を探すというのもオススメだと思う。都会の住空間とは違い、生活の拠点を置く郷の『空気』もとても大切ですからね。

Posted by Yuichi Seshimo STAGEWORKS.inc

 


 

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