リラックスカフェ MAMEHIKO

先日は建築家T氏とフリートーク。
このT氏とのフリートークはいつも当日決まる。

『Tさん、今日事務所にいて、珈琲飲みたい気分になる?』
『会いたい気分にはならないけど、珈琲飲みたくはなる。』
『じゃあ、17時頃に例のところで。』

なんとも素直ではない会話なのだが、まんざらではない。
僕がSTAGEWORKSを立ち上げる時に「激辛」のアドバイスをしてくれて以来、こうやって時々会う。パートナーにはなっていないが、とても信頼できる建築家のひとり。

待ち合わせた「例のところ」は渋谷の宇田川にある
「CAFE MAMEHIKO」

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割と長かった改装を経てリニューアルした。
どことなくバーに似た落ち着いた色調のカフェだ。
インテリアもなかなか凝った造りをしている。それはもう、僕よりも遥かに長生きをしているであろう三菱のスピーカーが現役で動き、照明にはエジソン電球を使ったペンダントライトを使っていたり。古いものが好きな人にとっては視線が暇を持て余す事はしないだろうという雰囲気に仕上がっている。

僕はオーソドックスに深入りのポット珈琲。
T氏はカフェ・オレとレモンケーキを頼んでいた。

『どうせカフェ・オレでしょ?』
『え?なんで知っているの?』

いつもカフェ・オレしか飲んでいないくせにこういう呑気なところがあるのだ・・・T氏は。
面白いな、と思ったのはT氏の頼んだレモンケーキの金額が50円程度の刻みで四種類ほどある。

『この金額は何ですか?』とT氏。
『時間帯で価格が違うんです。朝がお得です』と笑う女子。

もちろん、MAMEHIKOにも出したい時間帯というのもあるのだろうけれど、この珍しい価格設定はお客さんとの会話のきっかけになるという要素があるのではないか?そう思うと素直に感心した。

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『最近どうですか?』
『あ、絶好調です 笑』
『どこがですか・・・まあいいですわ』

時々、それぞれが良いと思っているオンガクなどが流れると完全に上の空。それでも適度にお互いの状況を報告し合って、意見も交換した。

駅前の誰もが知っているカフェであればこうはいかない。店員のかけ声と詰め込まれたお客さんの雑踏で、そんなゆとりなど出来ようもない。MAMEHIKOの価格設定は正直高い。が、この空間を作り出す。そして、その空間の恩恵を受けるという意味では高くはないのかもしれない。個人的にはこの改装に携わった人に会ってみたいと本気で思った。

T氏との喫茶はいつもだいたい1時間。これからSTAGEWORKSもどうやって新しいチャレンジを続けてゆくのかというようなヒントもいくつか出て来た。

花の金曜日、こういう過ごし方もあるのだ。

Written by Yuichi Seshimo STAGEWORKS.inc


 

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