人の良心は・・・

盲導犬が傷つけられる記事が出ていた。

http://thepage.jp/detail/20140825-00000013-wordleaf

僕は個人的に盲導犬協会の賛助会員になっている。
もう15年になると思う。光を失った視覚障害者の方々のパートナーになれる犬はとても少ない。そして、彼らを訓練する過程には並々ならぬご苦労と愛情を必要としています。もちろん莫大な資金も必要としている。子犬のうちから家庭に引き取り、愛情を注ぎながら面倒をみる「パピーウォーカー」から始まり、訓練施設に引き継がれ素質を見いだし、様々なトレーニングをこなしてようやく「盲導犬」になれる。もちろん、盲導犬になれなくてもPRで活動したりする犬もいる。一貫して犬との信頼関係と愛情の注ぎ方にブレはない。こうも頭がさがり、敬意を持てるお仕事はないけれど、何も出来ない僕は給料のうち少しだけ毎月寄付をすることにしたのだ。

盲導犬はご存知の通り、吠えたりしない。犬としては興味津々な誘惑があっても余所見もしない。その名の通りパートナーの眼になる使命を追っているから。

その盲導犬を傷つける事件が起きた訳だ。
昨今、心を痛める事件の多くに共通しているのは『無意味』ということ。その行動に何の意味があるのか推し量る事ができない事件が実に多いと感じている。意味があれば許されるものではないが、あまりにも無意味だ。

命を失うほどではなかったのは幸いであったけれど、傷つけられた「チャンピイ」は何を思うのだろうか。人間のパートナーの為に犬としての生き方を捨て、尽くす事に生涯の多くの時間を捧げたにも関わらず、皮肉な事に自分を傷つけたのも人間であったということをどう思うのか。

時の流れとともに人の心の闇はわかりにくくなっている。
嘆かわしい限りだけれど、慈しみ、思いやる世の中であって欲しいと願うばかりだ。

Posted by Yuichi Seshimo STAGEWORKS.inc


 

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