SOHOスタイルってのは・・・。

外資系企業にお勤めの方なら最近はこんなことは?

「本社の人たちの勤務スタイルと日本はちょっと違う?」

本社がカリフォルニア州なのに住んでいるのはテキサス州?
どうやって勤務しているのかと質問すると決まって・・・

「オフィスに勤務しないとダメな理由はなんだい?」

そうなのだ。最近はビデオ会議も、資料の共有も簡単にできるシステムを導入している企業も増えて来たし、成果主義の名の下に「結果がすべて」という方針を堂々と打ち出している企業もまた珍しくない。

その結果「SOHO」「在宅勤務」

といった勤務体系が生まれた。

企業のメリットの一例はこう。
・光熱費の削減
・ファシリティーコストの削減(不動産)
・移動時間に対するコスト意識

対して個人のメリットは一例はこう。
・往復の通勤に要する時間を有効に使える
・リラックスした環境で業務効率を向上させられる
・子育てをしながらでも業務に従事することができる

つまるところ「時代が変われば価値観の変化ややコストの所在にも注目される。」というわけだ。それは外資系企業に限った事ではなく、日系企業の中でもリベラルなカルチャーを持つ企業にも広がりつつある。

東日本大震災以来、政府の中でもそういった流れを肯定する空気も生まれつつあります。あの日、東京だけでもとてつもなく多くの人々が帰宅困難者となった。私用で都内にいた人はともかく、仕事で都内に居た人のうち、実際に都内にいて仕事をしなければならなかった人はどれだけなのだろうか?というのがひとつの考え方。わかりやすく言えば、その場にいなければならないワークスタイルと、その場にいなくても成り立つワークスタイル。そのスタイルの差に対する柔軟性を促進する事で、生産性の効率化と災害時の人口分散というリスクヘッジを得ようというものだ。

「成果主義」と「業務効率」+「都市人口コントロール」

三つのキーワードは恐らくこれから加速することはあっても、減速する事は考えられないでしょう。

SOHOの環境は「自宅がオフィスを兼ねる」
ただ家で仕事をするという安易なものではない。
一定の集中できる環境は必要だと思う。
『成果』を求められているのだから・・・

6-10-Luxury-Home-Office-Design-
シチュエーションにより配置を変えるオフィス
SOHOスペース専用ではなく、時間帯や利用目的に応じたデザインです。パーティションを閉じて集中できる個室として利用し、パーティションを開く事でフロアをフル活用する事が可能です。ポリカーボネートのパーティションは適度に光や音を通すのでバランスのよいスペース確保ができることが特徴です。

3-10-Luxury-Home-Office-Design-

SOHOや在宅勤務の難しさはリラックスしすぎてしまい、逆に集中できないといった側面も持ちます。
ですから、短絡的にリラックスできる環境があればそれでいいというわけでもないのです。リラックス出来るだけでなく、適度に集中できる環境も必要だと言えるでしょう。

その点では、売り出される新築の住まいがこういったアピールをすることは皆無です。
購買層をある程度の標準を想定して販売する仕組みですから、個々のワークスタイルまで加味していては採算は合わないという理由から無理からぬことだろう。

その反面リノベーションをして住み始めるスタイルはもともとワークスタイルはもちろんのこと、ライフスタイルを追求した「一点もの」をつくりあげることが基本中の基本なのだから、より個性的なデザインが多い事は言うまでもない。

1970407_507790759332382_1906835825_n-1

こちらは、我がSTAGEWORKSパートナー建築家
多田正治さんと遠藤正二郎さんの京都のアトリエ。
ふたりとも独立したデザイナーではあるが、オフィスをシェアするスタイルを取り続けている。元々は西本願寺と二条城の中間あたり、五条通りにほど近い町家でアトリエを構えていたが、またしても町家を改装してアトリエにしたという強者。

多田さんは大阪からこのアトリエに通い、遠藤さんはここで寝泊まり(自宅兼アトリエ)している。通勤している多田さんはともかく、遠藤さんに関しては切り替えは難しくないのか?とも思うのだが、本人曰く自分らしいスタイルで居心地がいいのだとか。。。

住まいのデザインは「暮らし」という側面だけでなく「ワークスタイル」までも考えて作るというスタイルにまで広がっている。それは・・・・

「住まいに合わせるのではなく、住まいを合わせる」

ということ。その流れが楽しくて仕方がないのです。
いつも、STAGEWORKSが口にしている事だから。

Written by Yuichi Seshimo STAGEWORKS.inc


 

コメントを残す

(*) Required, Your email will not be published