リノベーション業者を選ぶポイント②

「リノベーション」

googleでもYahoo!でも検索を掛ければ広告スペースには毎度おなじみのあの業者。
検索結果もデベロッパーから新興のあの業者この業者。。。
検討している方々にとっては一度は驚かれた経験をお持ちなのではないかと思います。

数千以上はある「リノベーション業者」から「いい仕事」をするパートナーを探すのは至難の業ですが、いくつかのポイントを押さえておくことで「後悔」や「失敗」のリスクを減らす事はそう難しくはないものです。
そのポイントを何度かにわけてエントリーします。
今回のポイントは、私が口を開けば出てくるコトバ。

「見積ではなく価格構造」

高額資金を投入とするオーナーにしてみれば「コスト」は綺麗事では済まされない重要なポイント。多額の資金を投じれば、満足感はともかくいいものは必ずできる。ですが多くのオーナーは予算に限りはあるもの。だからこそ、低コストを標榜する業者も多いのです。オーナー自身がコストに振り回されてしまう前に、正しい知識を身につける事で品質とコストの最適なバランスを見定めることができます。

見積の話をする前に価格構造に関して確認してみましょう。

「投入資金と投下資金は違う」

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毎度おなじみのこの構造

投入資金=直接コスト+間接コスト
投下資金=直接コスト

オーナーがコストを気にしすぎて陥りやすいのが「投入資金」を比較してしまう事。

投入資金というのはオーナーが実際に支払う金額、すなわち見積金額を指します。
投下資金というのはオーナーの住まう空間に対して純粋に使われる資金のこと。

その差分が経費であり間接コスト、いわゆるマージンです。
業者にとってボランティアではなくビジネスである以上、マージンを確保するのは当たり前のことですが、オーナーにとってはこのマージン幅が少なくなれば少なくなるほどメリットは生まれるのは言うまでもないですね。

オーナーにとって、価格交渉は大きな関心事で、見積金額のダウンは最大の成果に思えるでしょう。
喜ぶ前に冷静に考えてみましょう。

「業者は赤字になってまで仕事はしない」

それでは、なぜ見積金額がダウンしたのか?

「直接コストを削減することで見積金額を削減した」

ということになります。つまり、マージンは確保する。削減したのは直接コスト。ここで見えてくる事は・・・

「闇雲な価格交渉は住まいのクオリティを落としかねない」

というリスクかもしれないということ。

では、価格構造を知るとはどんな事なのでしょう。
皆さんが業者と接する様々なシーンでそれを知る事ができます。

「検索エンジンで常に上位に出てくる」
検索エンジンで上位に表示させるためには多額の広告費用を必要とします。特にリノベーションといった旬なキーワードであればその費用は莫大なものになります。

「綺麗なショールームに案内される」
ショールームの用地、建設費、維持費、人件費は一拠点あたりの予算は3ヶ月規模で3500万円の費用が必要となります。

「メディアでの広告の露出度」
メディアの発行部数(知名度)にも左右されますが、発行部数7万部程度の一般的な雑誌広告の場合、1ページ程度の広告でも100万円程度の広告費を必要とします。

これらの費用=経費は業者自身の経費ですが、この経費は契約したオーナーたちが均等に負担することになります。
そして、忘れてはならないのはこれらのプロモーション=クオリティの担保にはならないということでしょう。
クオリティのメジャーメントは別の所にあるものです。

コストを抑えるということは、間接コストの発生構造を知るという事が有効な手段であるのです。
なぜなら、発生構造は隠す事が出来ない、業者の「もの言わぬ見積明細」であるからです。

Written by Yuichi Seshimo STAGEWORKS


 

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