古い建物だって考え方ひとつ。続編。

ここのところComing soon的なポストが多かったことを反省して、すぐに書いてみました。。。

新しければそれでいいの?

とまで言われてしまった日本の住まい。日本だって古い建物を活かした住まいづくりにスポットライトが当たり始めても、まだまだ新築至上主義は根強いのも事実。様々な方々とお話をするときに高確率で出てくるキーワードからそのあたりを考えてみようと思います。

 

資産価値ってどんな感じですか?

 

いい質問です!と応えたいところだが、そうでもありません。正確に言えば、資産と価値は切り離して考えてみないといけないと。。。

 

換金できるという意味での資産。

文字とおり、換金できない意味での価値。

 

前者は電卓さええれば比較的簡単にシミュレーションできる。「実勢価格」「路線価」「公示価格」などから算出すればいい。更には不動産会社が近辺で取引された金額から導き出す「比準価格」というものもあります。投資目的の不動産なら、配当まで計算に入れた「収益還元法」という計算方法でよりリアルに導き出すことも可能です。そこに踏み込むとどんどん脱線してしまうので改めて・・・

 

住まいを購入する目的を冷静に考えてみる。

 

もし、購入した住まいを「投資物件」として貸し出すのであれば資産としてのシミュレーションは必須でしょう。けれど、大半の人は自分たちが暮らす「住まい」として検討します。その場合、資産という切り口はあまり重要ではなく、むしろ検討の選択肢を狭めてしまうことにもなりかねないものです。そこで大切になってくることが「価値」という物差しです。住まいは戸建か集合住宅にかかわらず15年目までゆるやかな価値下落の曲線を描き、15年をピークに右肩下がりで価値を落とし続け30年で資産価値はゼロになります。このシンプルな傾向を知ることは住まい探しの選択肢に柔軟性を与えてくれるかもしれません。再販するときに高く売れればいいと考えることは自然なことですが、そう簡単に買い換えをする余裕というものはあるものでしょうか。その場合、建物に対する資産を気にする必要性は・・・

i_kaminoge02 

 

 私たち日本人はまれに見る素直な人種。
故に、本当は必要ではない「資産」という不必要な物差を持たされて「高価」な買い物を強いられてしまうことも少なくないもの。特に住まい探しでは。本当に必要な物差を見つめなおすことで、もっと楽しい住まい探しはできるものです。もし、資産という言葉の呪縛から解き放たれたとしたら「価値」というものをじっくりと考えてみるのもいいでしょう。

 

建物ではなく空間の価値。 

 BN-AN101_1hodqu_H_20131122114954

換金することのできない価値についてはまた次回・・・

 

12月13日(土)
中野でリノベーションワークショップ開催します!

是非、ご参加ください。

Posted by Yuchi Sashimi STAGEWORKS.inc


 

コメントを残す

(*) Required, Your email will not be published