誰が為の満足感。

STAGEWORKSの仕事は実に足が長い。。。
友人某と電話で話していてそんな話になった。

某の言い草では活況を呈しているリノベーション業界で、毎度そんなに時間を使っていては採算が合わないだろう?「竿」ではなく「網」を使わないのはなんでだ?と。

私が昔住んでいた「ビジネスの世界」であればもっともな言い分だし、私も「今もそこに住んでいれば」同じ事を求められたはずだし、同じ事を思っただろう。

今は違うのだ。こうであったら絶対に喜んでもらえる。そう信じて始めた「お仕事」なのだから、漁船群れる漁場に船を出すのはナンセンスだし、見分けのつかない漁船の一隻になるつもりもないのだよね。設立する前に酒席の空気も読まずに未来の「STAGEWORKS」の話に付き合わせていた当時のまま「満足感を提供する」がポイントじゃないかね?

【満足感を提供する】

満足感とひとくちでいうのはとても難しい。

提供する側は一歩間違えれば価値観の押し付けになる。
提供される側は一歩間違えれば魔法に掛けられてしまう。

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STAGEWORKSを立ち上げる時も「満足感」を口にしながらいつの間にか消えた人もいる。
最後は、寂しくなるくらい情けない事を言い出した姿は今でも時々思い出す。理解しているつもりでも、満足感という言わば「抽象的」なものを追求するのは本当に難しいとは思う。

説得と納得はセット。伝えたい事を横車で押し通しても無理な話だし、ましてや、理解しない方のせいにしていては納得してもらえる道理はない。納得してもらえないのは本質を把握していないか、理論が現実に近づけていないからかもしれないということを最後まで気づかないままだったのだろうか。

理解できないのは相手の問題と匙を投げるくらいなら「満足感」なんて口にしてはいけない。

満足感は提案者が感じる前にお客さまが感じるもの。
満足感が生まれたことが提案者にとっての満足感ではないかと思う。提案者が先に味わう為の満足感は、同じ満足でも自己満足なのだと思う。

わかってもらう為の提案者の努力は半端なものではない。
だからこそ、時間も労力もじっくり腰を落ち着けてお客さまに向き合いたいものだ。

労力と努力は満足感に比例する

そう思えば「竿」を選んだ自分の選択も合点がゆく。
今のお仕事が無事に済んだ時聞いてみたい。

「満足して頂けましたか?」と。。。

そう思う今日この頃です。。。

Written by Yuichi Seshimo STAGEWORKS.inc


 

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