リノベーションをしよう! 第一回

IMG_1032

中古物件を検討するポイントは
「築年数のこだわりは必要か」
で書かせてさせて頂きましたが、今回はリノベーションを実施する為の中古物件選びの際のポイントを私のケースと併せていくつかご紹介したいと思います。

日本においては法律上の手続きの煩雑さやトラブル回避のため、不動産仲介業者が間に入って売買が行われます。内覧に関しても仲介業者の営業担当が同行して説明をしてくれます。居住中であれば現オーナーも同席するケースも多いです。内覧に関しては見落としがちなポイントがいくつもあります。

【情報や状況の確認は冷静に!】
内覧に同行する担当営業や現居住者は売却することが目的です。ですから、当然アピールポイントに関しては積極的に説明してくれますが、ウィークポイントに関しては積極的に話してはくれないものです。ですから、あらかじめチェックしたいポイントは整理しておくことが大切であると言えます。多くの情報は発信者の何らかの利害に関連するものです。勢いで購入してしまって、あとで後悔をする前に、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

Check!
リノベーションを前提とした購入方針であれば内装の状態は考慮せず、むしろ購入後にリノベーションを行っても、変更することの出来ないポイントだけチェックすることをお勧めします。具体的には窓の配置、窓からの眺望、管理状況などが挙げられます。窓の配置及び、サッシ等は居住者の意思によって変更したりすることは認められていないからです。また、眺望に関しては現在の眺望も大切ですが、将来その眺望を阻害する建築物の建設予定の有無や条例を確認しておくとよいでしょう。せっかく眺望を気に入って購入したのに、住み始めて間もなく、目の前に大規模マンションの建設が始まってしまったなどの話は珍しい話でもありません。

Point!
内装の程度によって購入確率が高いのは日本の不動産売買のひとつの側面ですが、逆に言えば「箱」としては付加価値が高い物件にも関わらず、内装の程度が悪い為に売れ残っている物件もあるということです。リノベーションに適した物件のポイントのひとつはこうした「掘り出し物件」が挙げられます。私の購入した物件の場合は最上階の住戸で、三方向が解放され、且つルーフバルコニー付きの物件でした。6ヶ月、45組の内覧者が来ても売却されなかった物件で、それ故に販売価格も近隣の類似物件に対して25%も安くなっていました。内覧者が多かったのは図面上は魅力のある物件であったこと。それに反して購入者が現れなかった大きな理由は室内は乱雑で、とても清潔とは言えない内装の状況にありました。

Advice!
これらのポイントを押さえていても担当営業の説明を基に購入する事に不安がある方は、建築士の同行を依頼する事をお勧めします。同行する建築士にとっては物件の売却が目的ではなく、依頼者たる皆さんのために説明の整合性や、見落としがちな物件の特徴を指摘することが目的です。STAGEWORKSでも同行件数ではなく、半日や一日といった時間単位での同行アドバイスを行っています。担当営業には招かざる同行者であっても、検討されている皆さんにとっては頼もしいアドバイザーとなりうるでしょう。


 

コメントを残す

(*) Required, Your email will not be published