建築家に対する設計料って・・・。

STAGEWORKSは建築を行う会社ではない。
お問い合わせを頂くお客さまにまず最初にご説明する事が多い話題です。STAGEWORKSは簡潔に言えば・・・

「家作りにおける様々な局面でで必要になるスペシャリストを、お客さまのニーズやスタイルに合わせてコーディネイトとする会社なのです。」

どのスペシャリストも独立した事務所を開設していて、僕自身が自らお会いして厳選されたスペシャリスト。独立していればこその「中立性」と「透明性」を確保できる事が大きなポイント。加えて、コーディネイトがチームメンバーに入る事によって生まれる「ライフデザインの一部である家作り」という極めて大切なメリットが生まれる。これらのポイントを文字でプレゼンテーションすると「本の一冊」ほどのボリュームになってしまう。ということで、少しずつ小出しにテーマを持とうと思います。

Garden Design Blueprint Sketching

今回はお客さまからよく聞かれる「設計料」に関して。

『設計料が掛かる分だけ、建築家に頼むのは高い。。。』

ほぼ全てのお客さまはこう聞いてきます。
ちょっと待ってください。どこでどう説明を受けたのかは知りませんが、それじゃまるで建築家にデザインをお願いしたら追加費用が発生するようなニュアンスです。

『どこに依頼しようが設計料は掛かります。』

要は設計料を明確にオープンにするか、一括見積の体で提示するかの差です。建築家の多くは施工は専門の施工会社に依頼をするので自身で施工はしません。だから、設計料はクリアな形で施主に見えるようになるのです。

では、設計料ってどれくらいかかるものなのか?

設計料は主に

・直接人件費
・特別経費
・技術料
・諸経費

の項目から算出されます。
・直接人件費
 設計に携わる人の直接的な人件費です。
・特別経費
 出張費は特許使用料など建築主からの依頼に基づく費用。
・技術料
 技術力や創造力、業務経験、企画力、情報の対価など。
・諸経費
 設計業務に関して直接必要となる「直接経費」
 研究調査費、減価償却費や通信費などの「間接経費」

といったもので、平成21年国土交通省告示第15号に準拠しています。
これらは建築家への依頼だから発生するものではなく、建築業務の発生に対して例外なく発生するものです。それは業務の一括受注をする「工務店」でも発生するものなのです。建築家によって多少の差異はあれど、数十倍などという差は生まれないものです。

ですから、冒頭の「建築家への依頼は高くつく」
というお客さまの思い込みは思い込みと言えると思います。

新築物件であろうとリノベーションであろうと「予算」はとても大切な要素です。けれど、「実態のない定説」で選択肢の可能性を削り取るのは残念なことです。

大切な事は「正しい情報」を知る事。
そして、情報には何かしらの意図があるものだから、その意図に左右されない冷静さが何よりも大切な事です。


 

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